菊炭の里

山のサムライからのメッセージ

山で豚汁。そしてグループワーク

環境整備作業のあとはお待ちかねのランチタイム。今日は元古さんが豚汁を作ってくださいました。

山で食べる食事はどうしてこんなにおいしいのでしょうね。作業した後は特に格別です!

食事のあとは各グループごとに山のサムライを囲んで、お話を伺いました。「なぜ山の保全に関わる活動をはじめようと思ったのですか?」高校生からの質問にサムライが答えます。

「活動に参加する理由は人それぞれ違うと思うけど、私が参加したのは大きく二つの理由があったから。まず一つはもともと炭焼きに興味があったこと。もう一つは体を動かすことで健康にいいかな?と思ったからです。その二つが大きな理由で、里山を守っていきたいという気持ちは実はあまりなかった。でも活動を続けていくうちに、これが山の管理につながって役に立っているんだなという気持ちを感じるようになりました。」(菊炭クラブ・西村さん)

「私たちが呼吸しているのは木が出してくれる酸素があるからです。約20本の木が出す酸素を吸って我々は生きている。特にクヌギは成長が早く光合成も盛んで、老木になるまでたくさんの酸素を出してくれる。その意味でも木を植えるということは大切なことなんだ。今日、植樹に向けての準備をみんなでやったことは非常に意義のあること。これからも高校生のみなさん、協議会のみなさんと一緒に木を植えていくことで、思いを共有していけたらと思っています。」(菊炭クラブ・高木さん)

グループワークの後はKGWグリーンウッドワークの体験会。クリスマスも近いということでツリー作りに挑戦しました。

協議会メンバーの指導も受けながら、シェービングホースにまたがって先ほど伐った木の枝を削っていきます。

みんないい感じのツリーを作っていましたよ。

東京から取材にこられていた国土緑化推進機構のカメラマンさんの合図で最後に記念撮影をしました。

皆さんの表情から今日の充実ぶりが伝わってきます。楽しくためになる一日でした。

下山です。おつかれさまでした!

植樹会の本番は来年の2月23日(土)。多くの皆さんと思いを共有したいと思っています。ぜひご参加ください!

菊炭の里