本来、茶道に使われる茶の湯炭である「菊炭」。
菊炭を使ってコーヒー豆を焙煎したら、どんな味になるのでしょうか。
宝塚山本みさご珈琲・向井務氏を講師に迎え、協議会メンバーがまず菊炭焙煎を体験してみました。
講師の向井さん。能勢や川西、宝塚などで「珈琲の伝道師」として活躍されています。
炭焼き師・小谷義隆さん。世界最高ともいわれる日本の炭焼技術を現代に伝承する職人です。
この二人がガッチリとコラボレーションして生まれたのが「菊炭焙煎珈琲」。
日本伝統の菊炭を使ってコーヒーの新たな可能性を切り開きます!
小谷さんが七輪に投入する菊炭に点火していきます。細長いのはけんけら炭。菊炭を焼くときに出るクヌギの枝炭です。
美しい最高級の菊炭。これでコーヒー豆を焙煎するなんて贅沢ですね。
焙煎する前の生豆。
これが菊炭焙煎です!
炭の輻射熱は、珈琲豆の内部から加熱していくので豆は、柔らかく仕上がり、豊かな味わいが生まれます。
指導を受けながら子供たちも焙煎の練習。
煎った豆の良い香りが漂います。
焙煎完了です!!
素晴らしい色ツヤですね。
ミルで粉砕して早速ハンドドリップ。さてお味はどうでしょうか?
うん、美味しいんちゃう?
思わず笑みがこぼれます。「菊炭焙煎!これはいけるわ!」
ワークショップに向けて、大きな自信になりました。