珈琲豆もこれだけ多くの種類があって、それぞれの特長が頭に入っていて、なおかつそれらを配合したときにどういう味になるかをイメージできないといけない・・・。珈琲焙煎にはハイレベルの知識と経験が要求されます。
会長は高級な豆をふんだんに使用。かなり豪華なブレンドになるとのこと。どんな味になるのか楽しみ♪
配合が終わったら、ハンドピック。不良豆と呼ばれる味わいに悪影響を及ぼすものを、1粒1粒除去していきます。
香り立つ美味しいコーヒーにするための大事な作業とあって、みなさん真剣!
外では焙煎に必要な能勢菊炭の準備が着々と行われていました。
「熾(いこ)る」とは京言葉で炭が赤くなった状態のこと。いこった最高級の菊炭を焙煎に使う、能勢が生んだ能勢オリジナルの焙煎技術。それが「菊炭焙煎」。
「煎っ太郎」というポータブルな小型ロースターのガス熱源部分を取り去り、代わりに菊炭専用の七輪をセットします。これが偶然にも完璧な納まり方で、見事です。
ここに先ほどブレンドした豆を投入します。